海外のP2Pファイル交換事情

 海外(恐らく北米と思われる)では、500台以上のPCを所有する会社には100%P2Pファイル交換ソフト(以後、P2Pソフトとする)のインストールされているPCが存在し、1000台のPCを所有する会社では80人のユーザがいるというのが、今回の報告。この報告、カナダのAssetMetrix社のP2Pファイル交換ソフトの利用状態の調査ソフト「P2P-Tracker」のプロモーションと思われますが、63種類のP2Pソフトに対応した調査ソフトの様です。WinMXは無論対応ソフトですが、Winnyは日本発で海外での普及は皆無ということもあり(最近韓国ユーザーがWinny流入しているらしいという話はおいといて)非対応ですので、日本での調査にはまず使えないでしょう。皆さんご安心を。

って会社でMXすんな!

http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0717/am.htm

AssetMetrix P2PTracker
http://www.assetmetrix.com/solutions/p2p/


 まぁ、そんな米国のP2P事情のせいか、P2Pファイル交換サービスで、一つでも無断交換した人には5年以下の懲役、25万ドル以下の罰金という法案が提出されました。共和党上院議員の中からは、「著作権所有者には、海賊行為を行なっているコンピュータを遠隔操作によって破壊する権利を認めるべき」などという意見が出るところを見ると、米国のP2P事情は日本よりかなり深刻な事態になっているようです。

http://www.japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20060029,00.htm